長七郎山
ちょうしちろうやま
1579m
前橋市
長七郎山頂上から黒檜山
登山日 2008年5月6日(晴れ) しんぷるライフ、IT
行 程 赤城大洞P(9:05)…八丁峠(9:25)…オトギの森・長七郎山分岐(9:38)…長七郎山(9:53)…分岐(10:08)…オトギの森・茶ノ木畑峠分岐(10:50)…茶ノ木畑峠(10:56)…さねすり岩分岐(11:02)…親子亀(11:17)…銚子の伽藍/つつじが峰通り道標(11:37)…銚子の伽藍(11:44)…1442ピーク(12:00-)…牛石峠(12:41)…軽井沢峠(13:08)…上の東屋(13:14)…下の東屋(13:36)…荒山高原(13:45)…箕輪P(14:15)
 そろそろ赤城のアカヤシオはどうかなと、小沼から軽井沢峠を経て荒山高原へと歩いてみることにした。天気はこれ以上ない快晴であり残雪の山もさぞかし良いだろうなぁ。大洞Pから八丁峠に向けて歩く。道は広いが足元は露岩で歩き易いとは言えない。風があり半袖では寒く長袖を重ねる。間もなく八丁峠だ。ここは一等三角点が置かれる地蔵岳登山口にもなっていて、登山者のものと思われる車が数台止められている。舗装路を少し歩き小沼の湖畔に出たのち沼尻から長七郎を往復する。分岐には富士見村で立てた真新しい道標がある。

大洞から八丁峠へ

小沼沼尻

長七郎山分岐
 1000mオトギの森方面に下っていく。銚子の伽藍に立ち寄って牛石峠を目指そうとするものだ。オトギの森の野鳥絵看板を目にしてダラダラと踏み跡を辿って行くといつの間にかオトギの森を通り過ぎて東端まで来てしまった。途中で沢に下っていく道が分らずに茶の木畑峠への分岐に着いてしまったようだ。ここで運良く一人の登山者に会う。道を尋ねると箕輪から銚子の伽藍を経て歩いてきたそうな。伽藍あたりはアカヤシオがきれいに咲いているとのこと、元気が出てくる。でも急な岩場だから気を付けて下さいとの有り難い一言を頂いて破線へと突入していく。

長七郎山頂上

長七郎から望む荒山

茶ノ木畑峠分岐
 分岐からは直ぐに茶の木畑峠に到着だ。新里村最北端の道標が置かれている。新里村は現在桐生市になってしまいましたね。とくに茶の木があるわけではなさそうだ。この尾根は横引き尾根と呼ばれるらしい。まだ全くツツジは咲いていませんねえ。明瞭な踏み跡を辿って歩くと「つつじが峰通り・さねすり岩」方面への分岐。道標には粕川村とある。ここも合併され今や前橋市となっている。ようやく銚子の伽藍の文字が現れる。

茶の木畑峠

さねすり岩分岐

アカヤシオと地蔵岳
 北に地蔵岳や長七郎山を樹間に眺めながら歩いていく。ポツリポツリとアカヤシオが咲いている。まだ咲き始めといった感じだ。それでも伽藍に近づくにつれ徐々に花数が増えてきた。花は西上州と違って小ぶりなものが多い。銚子の伽藍への道標を無視して尾根を行くと親子亀に出会う。その先が東展望台になっている。道標まで戻り銚子の伽藍へと下りていく。三途の川を渡り対岸へ出る。虎ロープを頼りに上りあげれば笹の中に明瞭な踏み跡がある。

親子亀

伽藍の展望台から見下ろす

1442mの東屋
 息を切らしながら上れば小ピークに東屋がある。時間も丁度いいので昼食とした。朝方の肌を刺すような冷たい風もなりを潜めて初夏の陽気になっている。東屋は日陰になっているのでもってこいの休憩場所だ。しかしながらコースタイムとバスの時間を計りながらの歩きなのでのんびりもしていられない。いつもより早めに切り上げて歩き出す。
 東屋から笹の道を下っていくと牛石峠へと出る。舗装路をわずかに歩き軽井沢峠から荒山高原を目指す。銚子の伽藍を過ぎてからアカヤシオは全くない。高原まで下りていかないと駄目だろうなあ。

牛石峠への笹道

荒山高原への分岐

荒山高原
 高原も全く花はない。しかし鍋割山への道にはいくつかアカヤシオの色が見受けられた。荒山高原からその山頂に向けてもアカヤシオが咲いていた。つつじの名所として名高い赤城山も漸くその季節を迎えたばかりのようだ。高原では富岡から来たという若いSさんご夫婦に声を掛けられた。若いうちから歩き始められたことを羨ましく思ってしまった。高原を後にして箕輪のバス停へと下る。カタクリが咲き残る登山道を急ぎ足で下り箕輪駐車場に着いた。赤城ビジターセンタ行きのバスに5分前の到着。やれやれ。
inserted by FC2 system