雨ん坊主
あめんぼうず
1295m
高崎市
笹塒山への林道から雨ん坊主
登山日 2008年5月4日(晴れ) しんぷる
行 程 巡視路入口(10:57)…尾根(11:06)…大岩(11:34)…雨ん坊主頂上(11:41-12:00)…登山口(12:30)
 天狗岩へ登った帰りに時間があったので横田昭二著「私が登った群馬300山」を参考に雨ん坊主に登ってみよう。舗装路は釣り堀を過ぎるとダートとなり心細いが何とか進める。道にはみ出す小枝が煩わしいが車を傷つけるほどではない。途中から三沢林道大日陰支線に左折し巡視路を目指すと所々舗装路となったりして道が悪くなることはない。林道の上を電線が通るようになったので、そのやや手前に駐車余地を見つけて歩き出す。

東電巡視路入口

プラスチックの階段

尾根にでる
 巡視路の階段ではお馴染みの黒のプラ階段が出迎えだ。ヒノキの林を上っていけば間もなく雑木林となる。新緑が始まったばかりで花は少ない。積雪が多いわけでもなく沢がない尾根筋の山は花を期待してはいけない。足元にはスミレが散見される程度だ。巡視路を忠実に上っていくと尾根にでる。右手には鉄塔が見えるが雨ん坊主は左手に進まなければならない。尾根を行くだけのコースだから迷うこともないだろう。

樹間から竜ヶ岳と笹塒山

大きな岩

ひたすら尾根を行く
 足元は枯葉で被われ比較的乾燥している。サクサクと音を立てながら歩けば何回か小ピークを越えていく。踏み跡もしっかりとしていて、テープやビニール紐なども切れ目なく付けられている。上空を夏の雲が被うようになってきたが高曇りで展望を妨げるものではない。南には妙義山から西上州の山々が垣間見られる。北には竜ヶ岳・笹塒山が近い。

浅間隠山

山頂の石祠

竜ヶ岳、遠景は草津白根山
 大きな岩を過ぎて急登を少し上ると雨ん坊主の広い山頂に着いた。三角点はやや低い東側にあり近くの立木に山頂標識が付けられていた。裏を見ると○に爺の文字。展望が優れそうな西側に歩いていくと古めかしい石祠が置かれ浅間隠山の展望が良い。石祠の近くの立木にはMHCの山頂標識。展望を確かめた後に三角点の近くに腰を下ろし昼食とした。忠実に往路を戻った。
inserted by FC2 system