笠丸山
かさまるやま
1189m
上野村
笠丸山頂上から高反山
登山日 2008年4月27日(晴れ) しんぷるライ娘、IT
行 程 上の登山口(10:00)…地蔵峠(10:45)…笠丸山頂上(11:15-12:25)…南峰(12:30)…石灯籠(13:20)
 この時期の笠丸山登山口は登山者の車で一杯だ。やむなく路上駐車にて歩き出す。林道住居附線から地蔵峠への道はほぼ頭に入っている。沢に沿って続く道は新緑と足元の花を楽しみながら歩くことが出来る。花もだいたいこんなものかな。ニリンソウはまだこれからなのか開いているものは少なかった。カラマツ林からヒノキ林を抜ければ地蔵峠だ。

登山口

キケマン

エンゴサク
 地蔵峠ではミツバツツジが迎えてくれる。ここからは小さなピークをいくつか越えていく。ピンクに染まったアカヤシオが、「待っていましたよ。」とばかりに登山者を迎えてくれる。やがて前方には岩峰の山頂が見えてくる。山頂に立つ登山者が大きく見える。

新緑の登山道を行く

シロバナエンレイソウ

ヒトリシズカ
 アカヤシオが咲く岩場の急登を過ぎて山頂稜線の基部に着く。虎縄を頼りに南北峰の稜線中間点に上がれば山頂は直ぐそこだ。先ずは北峰だ。景色に見とれていると岩場から真っ逆さまになるので注意!

ネコノメソウ

ハシリドコロ

アカヤシオの下で
 sachiさんは待っているだろうか。ひょっとして旦那さんの仕事で来ていないかな。三角点を過ぎ北峰を見るとこちらを見て小さく両手を振っている女性が…。お互いに自己紹介するまでもなくわかちゃった。

ヒカゲツツジ

sachiさんご夫婦と

賑わう山頂
 昼食をとりながらのんびりと歓談。旦那さんはどんな人なんだろうと思っていたけれど、気さくな人で初めて会った人とはとても思えない。この山にしては背負っていたザックが大きいぞ。いったい何が入っているんだろう。わざわざ用意してきてくれたんだろうなぁ、手作りベイクドチョコケーキや伊勢エビ煎餅などを頂いてしまった。ご馳走様でした。おいしかったです。

山頂のアカヤシオ

アセビ

住居附のミツバツツジ
 帰りはご一緒することにした。南峰に寄り灯籠へと下る。南峰には木の祠と山頂標識があるが偽標識で、北峰手前にある三角点が山頂になる。昨日の雨に濡れ木の根に乗ると滑りやすい。鮮やかな花がない雑木林をゆっくりと下っていくと馬酔木の林だ。多少のアップダウンがあるがたいしたことなく住居附へ下り立った。上の駐車場までの車道歩きも、ミツバツツジを見ながらの楽しいものとなった。山頂ではちょっと硬い表情だったと思われたsachiさんも和やかな表情になっていた。
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