仙人ヶ岳
せんにんがたけ
663m
桐生市・栃木県
511mピーク手前から望む仙人ヶ岳
登山日 2008年4月12日(晴れ) しんぷるライフ、tomo
行 程 岩切登山口(9:50)…生満不動(10:15)…熊の分岐(10:40)…仙人ヶ岳頂上(11:15)…熊の分岐(11:35)…山火事跡のピーク(11:45-12:05)…知の岳561m(12:13)…宗の岳530m(12:24)…犬返し(12:40)…維の岳500m(12:55)…猪子峠道標511m(13:13)…林道(13:48)…登山口(14:00)
 県北から南に下ってくると気温もさることながら日の光も違って見える気がする。アカヤシオに誘われて「Tomoの奧利根山歩き」tomoさんと仙人ヶ岳岩切登山口にやってきた。お馴染みの登山口駐車場は運良く空いていたが、私有地とのことで管理費として300円を納めなければならなかった(支払いtomoさん)。林道を過ぎ沢沿いの登山道にはいるとニリンソウが真っ盛り。スミレの花も目立つ。新緑も萌えだしており春そのものだ。何度となく沢を行ったり来たりしながら生満不動に到着。コースタイム通りののんびりとした歩きになっている。

沢沿いを行く

生満不動

熊の分岐
 沢を離れ明るい雑木林の急登を熊の分岐を目指して登っていく。ロープが設置された岩場を越えると熊の分岐だ。一息ついてから歩き出すとハイカーが下りてくる。「上はアカヤシオがちょうど見頃ですよ。」と声を掛けてくれた。期待を持って頂上へと続く尾根を行けば、まさに見頃の鮮やかなピンクの花を咲かせている。しばし立ち止まって写真を撮っていると高崎から来たというエフさん2人組とお会いする。今日は阿能川岳を狙っていたが生憎天気に恵まれずに急遽こちらへ足を運んだとのこと。先日歩いた笹塒山で、コースに枝を置き通行止めの標を残しておいたことなど楽しい話しをして頂いた。アカヤシオの下で記念写真を撮って別れる。

仙人ヶ岳頂上

火災跡から松田川ダムを見下ろす

猪子峠へと続く縦走路
 わずかにアカヤシオを楽しんだ後は山頂までの稜線歩き。ボケの赤い花が咲いている以外は楽しむものもないので直ぐに戻って猪子峠を目指す。熊の分岐を過ぎれば思いのほかアップダウンの激しい尾根道だ。火災跡の展望ピークで昼食にした。松田川ダムを見下ろすが周辺の山は相変わらずさっぱりわからない。知の岳561mを過ぎるとこれから歩く縦走路が明確に見える。宗の岳530mを過ぎ最大の難所犬返しだ。ここは巻道があるが鎖場を楽しむために岩場へと進む。岩場を下りているときに同じ沼田の高橋場町Kさんと一緒になる。奥様が当HPのファンとのこと、嬉しいですねぇ。

犬返しの鎖場(tomoさん)

アカヤシオが見頃

511mピーク・ここから藪尾根を下る
 「維の岳500m」を過ぎるとアカヤシオが見事になる。tomoさんのEOSには次々と花や風景が収められていく。多いときには一日で1000枚も撮ることがあるとのこと。すごい!! やがて「猪子峠」道標がある511mピークに出る。ここからショートカットして西に派生する尾根伝いに林道へ下りることにした。「きままな男の山歩き」赤城良常さんのレポートにある藪尾根である。尾根を外さないように出来るだけ忠実に下っていく。途中のアカヤシオが良い。ヤマツツジも小さい花咲かせている。ミツバツツジはまだこれからで赤い蕾を着けている。行き詰まることなく何とか林道に降り立った。今年はツツジの花付きが良さそうだ。これからの西上州、袈裟丸山も期待が持てるだろう。
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