高反山
たかそりやま
1130m
上野村
道の駅付近からの高反山
登山日 2008年3月16日(晴れ) しんぷるライフ
行 程 GTV多野新羽中継所標識(11:00)…防災無線中継局(11:23)…高反山頂上(11:44-12:53)…GTV標識(13:28)
 道の駅上野がある勝山から、高反山の東尾根まで続いている道がある。車で進めるだけ進んでから歩くことにした。最初の分岐には鉄塔巡視路の黄杭があり「安曇幹線1号線」と書かれ、「209」は西へ、「210」は東の方向を指している。迷わず「210」方面に進む。急な坂を上っていくと猿除けの電流ネットが道を遮断している。ポールを外して車を通した。道は狭いがコンクリート舗装されていて軽乗用車ならば問題なく通行できる。
 勝山かん水施設を過ぎて上り坂を行くと分岐が現れる。未舗装の道が西へ延びて黄杭「210、211」が打たれている。舗装の道は右に向かっている。舗装の道を行くと「→GTV多野・・中継局」と書かれた標識が目に付いた。道標に従ってしっかりとした道の尾根を下れば中継局に出るのであろう。ここが852m地点だ。駐車余地があったのでここに車を止めて歩き出すことにした。雑木林の道は相変わらず車が通るには充分な道で最後は尾根まで登り上げていた。終点には「群馬県防災行政無線上野中継局」が建てられている。ここまで乗ってくれば良かったね。

GTV中継所分岐(標高852)

防災行政無線局

ここを入っていく
 防災無線局の西側から尾根伝いに歩けそうだが、少し戻り尾根の南が斜面の明るい雑木林を行く。直ぐ上には尾根が見えているので安心だ。直ぐに杉林となり、道は大きく折り返して南側尾根の一部に出る。さらにヒノキの林を横切って上ると本尾根だ。丸太階段を上り馬酔木の木の間を進むとちょっとした窪地に出る。目の前に現れる大岩を北側から巻くが、南からでも大丈夫のようだ。丸太階段と太いロープが付けられた急登をひと登りで高反山頂上と南の岩場の中間に出る。山頂は直ぐそこだ。

すぐに杉林へと入る

尾根に上がる

丸太階段とロープ
 落葉した木々で明るい山頂には立木に山頂標識が付けられていた。夏には緑の葉に被われて展望はままならないだろう。中央には三等三角点がはっきりとしている。南に迫り出した岩に上がってみるとなかなかの展望だ。眼下には神流川が流れ、正面にはぼんやりとした春霞の中に叶山、両神山、大ナゲシ、天丸山などの西上州の山並みが一望だ。西側登山道の立木には赤テープが付けられていた。

山頂直下と南の岩峰

高反山頂上

勝山地区を見下ろす
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