愛宕山
あたごやま
985m
神流町
スーパー林道より愛宕山
登山日 2008年3月13日(曇り) しんぷる
行 程 林道愛宕山線終点P(9:00)…24…愛宕山(9:24-35)…30…林道愛宕山線終点P(10:05)
 生憎の天気だ。春霞ともちょっと違う。いずれにしろ展望は望めそうもない。こんな日は久しぶりのピークハントだ。藤岡市鬼石町法久から御荷鉾スーパー林道へと車を進める。この道はかつて娘と2人で御荷鉾山縦走で歩いた道である。よくぞまあこんなところに集落があるものだと感心してしまう。集落を抜けスーパー林道へと入っていく。すると直ぐに雨降山の西登山口に出る。林道の日陰には雪が残っている。一般的には4月中旬までは通行止めのようだが規制は厳しくないようだ。石神峠、東御荷鉾山登山口を過ぎると林道愛宕山線と道を合わせる。そこに駐車して歩き始める。

林道愛宕山線(標高950)

目の前の小山に取り付く

ひたすら尾根を行く
 明瞭な踏み跡がある。目の前の小山は馬酔木の緑が新鮮だ。登山口からの標高差は35mであり楽そうに思えるのだが、余計なアップダウンに息が弾む。直ぐに大きく下り出す。西側は暗い杉林だ。急斜面を鞍部に下れば雑木林となる。4本のテープが巻かれた木を通り過ぎてどんどん進む。やがて正面に露岩が現れる。これはどちらかを巻いていかねばなるまい。見れば東側に踏み跡がある。しかし道は狭く傾斜がありとても安心して歩けない。木の根や立木に掴まりながら何とか東側を巻いた。雪でも残っていれば困難な巻道であろう。落ち葉を踏みながら急な斜面を上へ上へと登ると愛宕山の頂上に着いた。馬酔木が生い茂っていた。山名板の文字が違っているような気がしたが気のせいだろうか?

山頂

愛宕山

途中の尾根から西方を望む
 帰路は巻道を避けて極力尾根に忠実に歩いてみた。そこには巻道では見られなかったテープが付けられていた。途中の岩峰では西方の展望が大きく開けている。間もなく快適な尾根も終わり岩場を下ることとなった。そこは最初に東に巻いた地点だった。登れないと思った岩場も上から眺めてみると大したことはなく、山慣れしたものならば楽々と上り下りできるものだった。鞍部に下り最初の小ピークまでの急斜面を息を切らしながら登り返した。核心の岩場付近には立木に数カ所赤テープを付けておいた。
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