巣立山
すだちやま
799m
東吾妻町
宮谷戸から望む巣立山
登山日 2008年1月14日(晴れ) しんぷるライフ
行 程 佐奈坂峠(10:52)…佐奈坂林道終点への分岐(11:11)…巣立山頂上(11:17-11:23)…佐奈坂峠(11:48)
 この連休は寒波が襲い沼田は雪雲に覆われ寒さが厳しくなっている。雪が舞っている寒空を見ると山行意欲も薄れるというものだ。芦鞍山を予定していたのだが寒いのは嫌だと誰かが言うので、さらに短いコースに変更し帰りの温泉を楽しむことにした。山の名は巣立山である。山頂でのランチタイムはなしで、ポーチにちょっとしたおやつを持っての山行だ。「群馬300山」の他、Web「クタビレ爺イの山日記」から情報を得て、最短コースと思われる佐奈坂峠からピストンする。
 国有林の専用林道ゲート前に駐車し支度をしていると、佐奈坂林道起点方面から人の話し声がする。こんなところを歩いてくるのは登山者くらいなものだろう。総勢20人弱くらいはいるだろうか。先頭を歩いていたリーダーらしき男性に声を掛けられた。「山歩きですか?我々は類長岳も登るのでこっちの方から歩いてきました。」どうも見覚えのある顔である。支度に手間取っていた我々より一足先に行かれてしまった。支度と言っても靴を履き替えるだけだったのだが。

佐奈坂峠(標高720)

緩やかな尾根を行く

吾嬬山を望む
 峠の標高は720mであり山頂までの標高差は80m。何と楽チン登山であろうか、こんな山歩きは初めてだろう。雪はないと思っていた里山の低山もうっすらと雪をまとっている。尾根を行くと尾根が3mほど断ち切られている。左から回り込んで直ぐに尾根に戻ると、あとは多少のアップダウンを繰り返しながらの緩やかな上りだ。ここで先行された団体に道を譲られた。やがて急斜面になると足元がおぼつかなくなる。そろそろアイゼンを準備することが必要がになってきたようだ。立木を頼りに上りあげると佐奈坂林道終点方面からの尾根と道を合わせる。道は赤ペンキなどが絶え間なく付けられている。わずかに行くと再び急登となる。踏ん張ってのぼり上げると傾斜のない尾根となる。そして直ぐ先が山頂だった。

山頂標識

巣立山頂上

山頂から見る尾根道
 山頂からの展望は優れないが樹間から岩櫃山などが望める。標識はクタビレ爺イさんのものの他に、よく見かける小さなプレート標識が立木に付けられていた。南峰へ足を伸ばそうとしたが倒木のところで引き返した。その先にも赤ペンキが付いている。まあ今日は山歩きがおまけみたいなものだから仕方ない。山頂から平坦な尾根を戻ると団体が上ってくるところだった。急登を避け山腹を歩いて頂上に立つらしかった。我々は往路を忠実に峠まで戻った。1時間足らずの山歩き。
 PS. 団体はMHCの皆さんだったようだ。見覚えのある顔は「yamaga1ban」の椛澤初男さんでした。たぶん。
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