大戸屋山
おおとやさん
940m
沼田市
登山日 2006年12月15日(晴れ) しんぷる
行 程 大戸屋トンネル付近(11:50)…842m地点(11:55)…山頂(12:20-12:30)…登山口(13:00):MAP

駐車位置からトンネル側を見る
 迦葉山参道に入ると直ぐに大戸屋林道分岐がある。林道に入り道なりに行くと武尊山や迦葉山の眺めがよい。大戸屋山頂よりも良いのでゆっくりと眺めていこう。トンネル手前100mくらいの山側に駐車スペースがある。写真の地点である。そこから道らしきものが尾根に向かって付いている。谷側にも道が付いている。かつてつながっていた道が林道で分断されたようである。
 幅1m以上の道は直ぐに灌木に邪魔されて歩き難くなる。道を外れて登っていくと石が積んである。炭焼きであろうか。更に登っていくと枝尾根に立つ。ここから尾根を目指して急登をいくと主稜線上に出る。842m地点である。途中に青テープが付けられていた。

尾根を行く
 尾根に出てしまえば問題ない。ひたすら山頂目指して尾根を行くだけである。赤テープ、青ビニールが所々に付けられている。灌木などがナタで落とされているので目印にもなる。尾根はそれなりに踏み跡もあって迷うことはない。アカマツやモミ等が混ざる雑木林である。立木の間から多少の展望があるのみだ。しかし落葉した尾根は比較的明るい。二つ三つと小さなコブを越えて行く。
 前方に右手に延びてきている尾根が見えてきた。どうやら尾根を合わせそうだ。少しずつ高度を稼ぎながら進むと一気に急登となる。山頂は山腹を左に行けば近そうだが確実に尾根筋を行くことにした。急登に足を滑らせながら登るとピークに立つ。右の尾根へは進入を阻止するように枝が横たえてあった。

大戸屋山頂上
 山頂に向かい尾根を左に進む。思った通り山腹を進んでも尾根に道を合わせたようだ。間もなく登山道の一部のような大戸屋山の頂上に立った。山頂には三角点とブリキの山名標識、名札ほどの標識が立木に付けられていた。展望はわずかに東側が開け迦葉山や武尊山を望むことが出来る。

山頂から望む武尊山
 この秋に世間を騒がせた熊達もねぐらに戻っただろう。山頂ではゆっくりすることもなく往路を戻った。842mからは高王山や戸神山を望み林道へと下りた。
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