居鞍岳
いくらだけ
1340m
東吾妻町
居鞍岳
登山日 2006年11月30日(曇り) しんぷる
行 程 登山口(9:45)…鉄塔(10:20)…居鞍岳頂上(10:30-10:35)…水場(11:06)…登山口(11:10)
 吾妻方面から広い県道を上っていくと右手に階段が見えてきた。上り口には「居鞍岳」と書かれた道標がある。反対側に石祠が置かれた駐車余地がありそこに車を止めた。丸太の柵の間を通り階段に取り付く。階段を上り終えると尾根に沿って立木に赤ペンキが付いている。冬枯れのこの季節ならばペンキを頼りに歩いてもいい感じだが、東電の立派な巡視路が右手に付いているのでそちらを辿ることにした。

登山口

登山口

登山道
 間もなく小沢があり塩ビ管が埋め込また水場となっている。そこには湯飲み茶碗が置かれていた。さらにもう一つ小沢を越える。巡視路は山腹を巻くように続いている。冬枯れした立木の間から周辺の山々が見て取れる。坂になるとプラスチック製の階段が埋め込まれ、それは深い落葉に覆われていた。送電鉄塔への分岐を分け、簡易巡視橋を渡ったりしながらのんびりと歩いていくと、尾根端に達した。鉄塔が近く「山林愛護 新榛名線16号に至る」と書かれた黄色の杭に居鞍岳とペンで落書き?がされていた。そして傍の立木にはクタビレ爺イさんの道標が付けられていた。

尾根取り付き地点

石祠

山頂
 なんとなく薄い踏み跡が残る尾根を上っていくと岩のピークが見えてきた。近づくと2つの石祠が背中合わせに置かれた頂上の一角だった。さらに平坦な道を少し行くと三等三角点が置かれた居鞍岳の山頂に着いた。静かな山頂には3つの標識が立木に付けられていた。残念ながら展望には優れない。
 帰路は尾根筋を歩いてみることにした。石祠まで戻り左折せずそのまま尾根を下りていく。時折赤テープがあり安心していたが、途中で失ってしまった。尾根を分ける地点で右の尾根に移る。少し下ると藪が煩くなってきた。これは参ったと思ったが、送電鉄塔が目安となり方向的には問題なさそうだ。藪をこいでいくと道らしきものが見えてきた。降り立つと湯飲み茶碗が置かれた水場の間近だった。どこかで更に右の尾根を行かなければならなかったようだ。登りに使ってみるべきだったと後悔した。
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