八間山
はちけんざん
1935m
中之条町
山頂から望む白砂山(奥右手)
登山日 2006年7月30日(晴れ一時曇り) しんぷるライフ
行 程 登山口(10:10)…イカ岩の頭(10:55)…八間山頂上(11:20-12:00)…登山口(13:00)

八間山登山口
 野反湖へは何度となく足を運んでいる。そのうち山歩きは2回だけだ。野反湖ヒュッテ付近はいつも風の通り道になっている。駐車場に下りると肌寒い様だ。野反湖を見下ろせばみどりの斜面にノゾリキスゲが黄色い花を咲かせている。観光客も多くいよいよ夏本番を迎えたんだと実感した。
 登山口からは目指す八間山は見ることができない。見えるピークはイカ岩の頭だ。登り始めると間もなくコマクサの群生地に着く。ここは地元の中学生達がコマクサ再生のために植え続けているものである。いずれ所狭しと咲き乱れる日が来るかもしれない。さらに中之条町六合地区ではシラネアオイも同様な事を行っている。
コマクサと野反湖

イカ岩の頭を振り返る
 緩やかな斜面を夏山らしく高山植物を楽しみながらのんびりと歩いていく。野反湖の水面は穏やかなものだ。少し登れば野反湖外輪山が一望である。アザミ、ハクサンフウロ、シモツケ、ノギラン、ウスユキソウなどがハイカーの目を楽しませてくれる。すごく久しぶりのような気がしてならない。のんびりと咲き乱れる高山植物を楽しんでいる自分を感じるのは…。
 程なくイカ岩の頭に着く。ここから一旦下って登り返すことになる。八間山山頂まで笹刈りされた登山道が大きくS字を書いて続いている。ツツジのトンネルを抜けると斜面は傾斜を増してくる。笹は広く刈られ歩きやすい道ではある。
八間山山頂を望む

山頂道標 
やがて傾斜が弛み足下のぬかった樹林帯をいくと八間山山頂に着いた。三壁山の背後には岩菅山が大きい。北に目をやれば幾つもの小ピークの先に白砂山が姿を見せている。気のせいかやけに遠く見えるなあ。朽ち果てそうな避難小屋はいまだ健在だ。南方には山並みが続き、中之条町六合地区はつくづく山深き村だと思った。このところ市町村合併が続いたが、吾妻郡はほとんど合併が行われなかった地域である。それぞれ地場産業、観光資源を持ち財政的に問題がないのだろうか。いずれにしろ合併が行われたところで登山資源には大きな変化はないであろう。
 山頂ではちょうど日がかげってきて昼食をとるのには好都合となった。なにせ山頂は日を遮るものが何もないからだ。避難小屋に入ればそれも可能だが、とても入る気にはなれない。山頂には手ぶらのハイカーが何人か登ってきた。観光地ならではであろう。登山道を通してトンボが飛び回り、鮮やかな花には蝶や蜂が蜜を求めカメラの被写体となってくれた。
 下山後は花敷温泉関晴館本館で汗を流した。普段は誰も来ないのに今日はやけに客が来ると宿屋の女将が言っていた。そこで内湯と露天風呂を楽しんだ。入浴だけ500円。露天風呂は30分程度の貸し切りです。しかし露天は外から丸見えです(笑)。源泉が高温のため加水していますが掛け流しで気持ちのいい温泉でした。
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