小浅間山
こあさまやま
1655m
長野県
登山口から望む小浅間山
登山日 2006年2月11日(晴れ) しんぷるライフ
行 程 峰の茶屋(11:10)…馬返し(11:40)…小浅間山頂上(11:55-12:10)…峰の茶屋(12:45)

登山道案内板
 小浅間山は親である浅間山の東側に盛り上がった溶岩ドームであるそうな。兄弟分が石尊山である。峰の茶屋(標高1,406m)からの登山道は浅間林道の右側の道から入っていく。右脇には東大地震観測所があり、その杭に沿って歩く。簡単なコース案内板と登山届入れが設置されている。正面に目指す小浅間山が見えている。

緩やかな上りの道
積雪は30cmもないくらいだろう。50cm程の幅で道がきれいに踏まれている。登山道は緩やかな上りで、これで高度が稼げるのかと心配になってくる。道の右側には赤い境界見出しが切れなくある。アイゼンもスノーシューも必要はなさそうだ。

鞍部から山頂を目指す  
 やがて前方に火山情報を知らせるための施設が見えてくる。ここを道なりに右に折れ、やや急になった雪道を歩いていくと浅間山と小浅間山との鞍部に出る。馬返しだ。ここが小浅間山への分岐となっていて2ヶ所の岩に「→小浅間山」とある。雪道もまっすぐ山頂に延びている。時々足がズボッと入るがたいした事は無い。
 山頂が近づいて来ると東峰から下りてくる10人弱のグループが見えた。彼らはスノーシューハイクに来たようだ。どうやら平らに踏まれた道は彼らが歩いた跡だったようだ。感謝、そして間もなく登山口から標高差250mの平らな山頂に着いた。

広い山頂
 先ずは西峰に行ってみる。とは言ってもほとんど平ら。四阿山や白根山そして嬬恋高原が一望できる。そして東峰だ。やや下りかけたところに三角点があった。東には浅間隠山、鼻曲山、スキー場と化した矢ヶ崎山さらには妙義山塊・西上州の山々が連なっている。振り向けば浅間山を見上げるばかりだ。その山肌には一筋の道がある。鞍部の分岐を左に進めば今は登山禁止の浅間山へと続く道なのだ。
 下りはラクチンだ。足場を全く気にすることも無く快適に足が進む。これが雪山のいいところだ。背負っていたおにぎりを食べることなく登山口まで戻った。

浅間隠山を望む

鼻曲山を望む

浅間山を仰ぎ見る
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