白石山
しらいしやま
1102m
神流町
塩沢峠付近から望む白石山
登山日 2005年12月20日(晴れ) しんぷる
行 程 安取峠(13:30)…山頂(10:52-14:00)…安取峠(14:15)

安取峠
 塩沢峠から万場に向かって県道を下りていく。民宿赤山荘手前に右への分岐があり「赤久縄林道」とある。標識には「早滝」とあった。時折積雪のある林道を行くと間もなく赤久縄山登山道を右に分ける。その分岐地点には「県民登山登り口」とありその脇には廃屋もあった。下りは安取峠となっている。とにかく安取峠を目指すことにした。
 峠に着くと立派な道標が置かれていた。そこはまた赤久縄山登山口にもなっている。2.4Km80分とある。山と高原地図を見ると破線になっている道のようだ。峠に駐車し白石山への取っ付きを探す。すると、うっすらと積雪した斜面に黒く踏み跡が残されていた。どうやらここを下りたような感じだ。

尾根筋を登る
 見上げればわずかで尾根端だ。その跡を辿って急斜面を一気に登りあげると明瞭な踏み跡があり尾根に沿って続いている。しばらく急登が続くがやがて緩やかになってくる。狭い尾根も幾分広がってきて踏み跡も明確ではなくなってきた。しかしルートそのものははっきりしていて迷うことはない。
 周囲はすっかりと落葉した明るい雑木林だ。しかし赤ペンキとかテープとかは一切ない山である。まあ安取峠から尾根筋を歩いてくれば問題ないだろう。やがて山頂と思われるピークが見えてきた。近づくと三基の石祠が見えてきた。どうやら山頂に着いたようだ。

白石山山頂
 山頂には山名板が付けられていた。そして45年前の明大ワンゲル部のブリキ板が健在だった。スガヌタ峠とあるが現在の安取峠だ。山と高原地図21にはスガヌタ峠と記載されているから安取峠となったのは最近のことなのだろう。三基の石祠は整然と並べられ、群馬山岳移動通信の写真とは明らかに異なっている。おそらく地元の人が整備したのだろう。山頂からの展望はほとんどない。
 安取峠に戻り、帰路につくと鉄塔巡視路が目に留まった。新榛名線127号だ。重鎮さんはここから登ったと記されていた。確かにここからが最短であろう。
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