鍋割山
なべわりやま
1332m
前橋市
鍋割山
登山日 2005年3月13日(晴れ) しんぷるライフ、KM
行 程 箕輪駐車場(10:20)…荒山高原(10:55)…鍋割山(11:40-12:40)…荒山高原(13:15)…箕輪駐車場(13:40)

荒山高原
 起床時に北部谷川方面こそ雪雲に覆われてはいたが南部方面はまあまあの天気だ。先週「みさと梅林」を散策しただけで少々足が痛かった。このみさと梅林は食用梅の有数な産地でもあるそうだ。梅売りのおじさんの話では、例年お彼岸頃が梅の見頃に当たるとのことだった。実に4ヶ月ぶりの山歩き。足慣らしにはここ鍋割山あたりがちょうどいいだろう。雲次第では榛名水沢山でもいいなあと考えながら家を出た。
 箕輪駐車場に着くとハイカーの車で一杯だ。辛うじてその一角に駐車することが出来たが、足下には氷が張っている所もある。先行する登山者はアイゼンをカチャカチャ鳴らしながら歩いていく。我々も躊躇なくアイゼンを装着し歩き出した。

鍋割山頂
 道路を横断し登山道に入ると雪は良く締まっていて歩きやすい。この分ならアイゼンは必要ないなあ。日の当たらない北側の斜面は冷気が張りつめている。冷たい風に吹かれて耳が痛い。手袋はしているが手も凍える。それに先行する妻のペースが速い。彼女も歩いてはいないはずだが、なぜか速い。職場の同僚とおしゃべりを絶やすことなく軽快に歩いている。私にはちょっとつらいペースです、はい(笑)。まあそれぞれマイペースを守りながら荒山高原にでた。一気に日の光を浴びて眩しい。途中から雲に覆われて、展望は全く期待できないなあと思いながら歩いてきたのだが、なかなかどうして青空こそはっきりしないが上信越の山並みはなんとか見渡すことが出来た。

荒山を望む
  高原で一息ついて山頂を目指す。目前のピークへ続くジグザグの登りは日当たりがよいせいで地面が顔を出している。左に関東平野、右に上信越の山並みを眺めながらのんびりと平坦な道を歩く。一旦下り、小ピークを越えて上り返せば鍋割山の頂上だ。霞んだ妙義山を見下ろす。こうしてみると妙義山は低山だよな。昨年最後に登った山だ。記念写真を撮り、楽しいランチタイムにしよう。途中で買った安い白ワインをホットにして飲む。寒いときには良いかもしれないなあ。饐えた日本酒だという輩もいたが…(笑)。

帰路
 そして、久しぶりのカップラーメン。山以外では滅多に食べないものだ。
 賑やかだった山頂も、我々と他に2組を残すだけでいつの間にか静かになっていた。雲が上空を覆い天気が怪しくなってきた。岐路は地蔵岳や荒山を眺めながらのんびり歩きだ。快調に下ればあっという間に箕輪駐車場に到着。足慣らしとしてはまあまあかな。負荷が少し足りなかったのではないかなあと、ちょっぴり自信を持った今年の初山行でした。
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