小丸山
こまるやま
1676m
みどり市
登山日 2004年5月1日(晴れ) しんぷる娘
行 程 折場登山口(9:20)…つつじ平(10:15)…小丸山(11:05-12:00)…避難小屋(12:12)…登山口(14:00)
 連休で帰省した娘と袈裟丸に行くことにした。袈裟丸へは利根村の根利牧場前を通っていけば近道なのだが、あいにく道路工事中で林道が利用できない。仕方なくいつも通りに黒保根経由で国道122に出るが、高楢バイパス(楡高トンネル)が開通したため通行の便もよくなった。若葉マークの娘の運転で小中大滝付近まで乗り入れるが、助手席に乗る私には思わず足に力が入ることが多い運転で大いに不安。この先は道幅も狭く落石も多いことから運転を代わった。
 折場登山口の駐車場は既に車が溢れ路上駐車になっていた。この時期といえば、お目当ては当然アカヤシオだが少し早いのではないだろうか。こちらは下見をかねて娘との久しぶりの山行を楽しみに来たのだから咲いていれば幸運というわけだ。暖かな陽気の中、丸太階段を上り始めた。
 女坂を上る。丸太が邪魔で歩きにくいなあ。どう見ても必要のない場所にまで敷設してあるから尚更だ。すぐに男坂と道を合わせツツジの多い林の中を歩けばやがて岩場の展望台だ。道標の前ではハイカーが汗を拭きながら休憩を取っているが、まだ休むほどではない。林の縁の登山道を枯れた笹原になった谷を見下ろしたり、その向こうにそびえる前袈裟丸を仰ぎながら進む。
袈裟丸山を望みながら弓の手コース

アカヤシオはまだ早い
 林の中に入りベンチで一休み。カラマツの林を抜ければわずかで展望台のある「つつじ平」だ。花芽はだいぶ赤くなっているが開花直前のものはまだ少ない。わずかに開花しているものの花がショボイ気がする。今年は花付きがよくないのではないだろうか。来週くらいには盛りを迎えそうだ。来週また帰ってくればと娘にいうが、はっきりとは返事をしない。まあ、冗談のつもりだが(笑)。

小丸山(小袈裟)頂上
 賽の河原を過ぎ一旦下る。さあ小丸山に向かって歩こう。今日は避難小屋まで降りて下山とする。アカヤシオの花芽を観察しながら進めば小丸山頂上だ。袈裟丸連峰、日光白根、庚申山や男体山を一望する。娘はさっきからお腹がぺこぺこだ。記念写真を撮ってお昼にしよう。日陰を探しシートを敷く。残念ながらコンビニでの調達品ばかりだが、久しぶりの娘との食事は楽しい。ゆっくりと楽しいひとときを過ごす。
 避難小屋からエスケープルートを辿って戻る。生憎アカヤシオには早かったが、ハイカーもそれなりに多くゆったりとした気分の山行きになった。帰路には「シャクナゲの湯」で汗を流した。
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