五輪尾根
陣笠山・薬師岳・出張山
1490m・1528m・1475m
前橋市・沼田市
アカギキンポウゲ
登山日 2003年6月7日(曇り) しんぷる
行 程 五輪峠(10:20)…陣笠山(10:34)…薬師岳(10:54)…野坂峠(11:00)…出張山(11:22)…出張峠(11:35)…五輪ハイキングコース入口(11:50)…赤城天望荘(12:13)…五輪峠(12:50)
 五輪尾根といった名称はないが、五輪峠から出張峠までの外輪山の一連をいうらしい。コース全体の標高差もあまりなく、沼田から見た感じでは丘陵に見える。赤城山はツツジが多い山であるが、特にこのコースはツツジが多く登山道はツツジの回廊となっているといっても良いくらいだ。沼田から赤城山へのアクセスは北面道路を使用するのでいつも入口が気になっていた。五輪ハイキングコースとして案内されているので歩いてみる事にする。 赤城公園案内板
五輪峠にある利根村の境界標識の所から歩き出す。付近に駐車余地がある。登山道に入るといきなりクマザサが腰までの高さでからみつく。樹林も深く薄暗い感じがする。ガスが外輪山一帯を覆いかすかに見えるかどうかといったところだ。緩斜面を上ると直ぐに小さな台地のピークに出る。ヤマツツジに混じってレンゲツツジがチラホラと咲いている。少し下ると道標が現れた。厚生団地・県営キャンプ場への分岐だ。帰りはここを上ってくる予定になっている。分岐から先は腰までの笹は切れのんびりと歩けそうだ。

五輪峠登山口

笹原を行く

レンゲツツジのお迎え
 笹が切れた事と緩斜面の道とで大変歩き易くなる。この道は右も左もツツジが大変多い。ミツバツツジ、シロヤシオ、ヤマツツジ、レンゲツツジなどの回廊になっている。赤城の中でも極めて多いのではなかろうか。傾斜がやや大きくなると1本のタイガーロープが付けられている。ここを上りきると陣笠山の頂上だ。展望は大変良く赤城の主要なピークは見渡せるのではないだろうか。残念ながら薄いガスの中だ。そして山頂にはヤマツツジとレンゲツツジが咲き誇っていた。その中に混じるシロヤシオが実に清楚な印象を受ける。

陣笠山頂上

登山道

薬師岳
 陣笠山を下り薬師岳に向かう。ここからは一転してツツジはほとんど見あたらない。シラカバやオオシラビソそしてクヌギなど雑木の中の道だ。大沼方面の眺めはよい。足下にはマイヅルソウの群生だ。それもつかの間、登山道は露岩と木の根が露出した急登となるが、汗がわずかにじむ程度で薬師岳に出る。この歩きの中で最も高いピークなのだが、展望は最も良くない。立木が邪魔をしているからだ。足下には相変わらずマイヅルソウが咲いている。
 広々した印象を受ける薬師岳頂上を後にすると程なく野坂峠だ。なんとここには沼田への分岐になっていて、その距離20Kmとある。更に進むともう一度野坂峠の道標があり、熊谷市立山の家への分岐になっている。ここ野坂峠からは樹林帯に解放されシロヤシオが多い明るい道となる。日向にはアカギキンポウゲが黄色い花を咲かせていた。クサタチバナは開花までもう少しだ。何度かアップダウンを繰り返し急登を一上りで出張山に出た。正面には地蔵岳、黒檜山が大きい。そして山頂にはヤマツツジが多い。
  出張山からの下りはいきなり滑りやすい急斜面でロープが付いている。およそ20mくらいである。注意して下ると正面には鍬柄山が、そしてその右手には鈴ヶ岳が大きく見える。直ぐに出張峠に着く。峠から大沼に向けUターンするように道は続く。笹を切った道にはクワガタソウが多く咲いていた。新緑を眺めたり、足下を探したりと目線は忙しい。そうこうしているうちにハイキングコース入口の浦和市立山の家に出た。
多くの花が咲いている厚生団地を通り赤城天望荘に着いく。予定ではここから分岐まで上るつもりだったのだが、道が分からずに少し藪こぎを強いられた挙げ句、湖畔の道路に出てしまった。舗装路を巡って五輪峠まで戻った。
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