古賀良山
こがらさん
981m
東吾妻町
農道から望む古賀良山
登山日 2003年5月10日(曇り) しんぷるライフ
行 程 登山口(15:05)…古賀良神社(15:10)…尾根(15:15)…山頂(15:25-30)…登山口(15:40)
 角落山に行った帰りにこの古賀良山に寄ってみることにした。まるで角落山に行くことを読まれていたように、JQ1HXFF大塚さんから古賀良山に行ってみればどうかとメールを頂いたからだ。確かに帰り道にちょっと寄れる山だ。いわば無名の山でJQ1HXFFの得意とするところだ。時間を調べてみると30分程度の行程だ。10分もよけいに歩けば大丈夫だろう。 古賀良神社鳥居
 古賀良神社の鳥居をくぐって参道を歩き出す。鳥居の前には駐車場と東屋があった。広域農道に面しており非常にわかりやすい場所だ。妻と一緒に歩き出したが、角落山で靴擦れを起こして痛がる彼女は直ぐに引き返した。短時間の行程である事から車中で待っていてもらうことにした。先ほどから居眠りをしていたのでちょうど良かったかもしれない。
 直ぐに石段が現れた。両側には神社に定番の杉木立だ。段差は大き過ぎず小さ過ぎずちょうどいい歩幅を保ちながら歩くことができた。165段の石段を登りきるとそこが古賀良神社だった。社の脇には石祠と石碑が置かれていた。

参道

神社脇の石碑

アカマツの尾根
 踏み後は神社の両脇から付いていた。どちらからでも同じであるが右の道を選択した。ジグザグと踏み後は続いていた。やや傾斜がきついが、足元にはシロバナエンレイソウが目に付いた。そのほか数種類のスミレも咲いている。案外と植生豊かな山である。息が切れそうになるとアカマツの立ち並ぶ尾根に出た。
 歴史がしのばれる石碑や石祠が置かれたスミレの多い登山道を行く。新緑が本当に気持ちの良い道だ。しっかりとした踏み後があることから、かなりの人が入山しているようだ。山頂が近いらしく丸太階段が間隔をおいて敷かれていた。脇にはヒトリシズカやチゴスミレなどが目にとまった。刈り払いがされた明るい山頂に出た。

石碑

石碑

山頂は近い

山頂の石祠
 山頂には石祠と三角点が置かれていた。潅木で眺望はなく東方の一部のみが開け、榛名山の一部が見えるのみであった。それでも狭い山頂をぐるっと一回りしてみた。ふむふむなるほど…。さらに踏み後は先に続いているようだったが、妻が車で待っていることを考えると往路を戻るしかあるまい。帰りは小走りに戻った。石段はやはり165段だった。車に戻ると案の定妻は熟睡していたらしく時間の経過がわからないようだった。慌てることもなかったか(笑)。
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