天目山
てんもくやま
1303m
高崎市
登山日 2002年6月9日(晴れ) しんぷる
行 程 松之沢峠(12:55)…松之沢峠(12:59)…三ヶ峰山分岐(13:26)…天目山山頂(14:05)…氷室山山頂(14:30)→天神峠(14:45)…駐車場(15:15)
 ヤセオネ峠から麿墨(スルス)峠〜松之沢峠〜七曲峠〜天目山〜氷室山〜天神峠までの道が榛名外輪山を歩く「関東ふれあいの道」として整備されている。ユウスゲの咲く頃、涼を求めてのんびりと歩いてみるのも良い道である。
 今回は沼ノ原から松之沢峠を通って天目山と氷室山を歩いてみるが、この外輪山巡りは積雪期に歩いてみたい道だ。落葉広葉樹の中を歩く遊歩道で、榛名湖を中心にそれを取り囲むいくつかのピークが目を楽しませてくれるに違いない。

関東ふれあいの道案内板

道標

遊歩道
 松之沢峠へと続く県道28号に入って直ぐの沼ノ原駐車場は満車状態で、路上駐車となった。峠に向かって歩いていくと左手に麿墨峠への道標「関東ふれあいの道」があった。道路歩きではつまらないので直ぐに遊歩道に入っていく。

七曲峠への道標

木段
 直ぐに県道に出て、七曲峠へと向かう道に入る。ふつうのズック靴で心配なく歩けるほど整備された道が続く。新設された木段が休みなく出てくるが辛いと言うほどではない。セミの鳴き声がうるさい。

ちょっとしたピーク

遊歩道
 木陰が続き気持ちよい森林浴であったが、あたりが開けた広い場所に出た。ここからはこれから向かう天目山の展望がよい。

三ヶ峰山への分岐
 再び木漏れ日の遊歩道を行くと三ヶ峰山分岐に出た。登山道の略図が記載されている道標がある。本来ならば足をのばしてみたいところだが、今日は先を急ぐ。この遊歩道は積雪時にのんびり歩いてみたい道だ。ここからはやや下り加減に道は進み、程なく七曲峠に出た。

天目山へ

天目山山頂
 傾斜がきつくなると木段が設置され歩き易いように整備された道だ。そして真っ直ぐ続く百数十段の木段を上りきるとベンチが置かれた天目山山頂に着いた。残念ながら展望はない。

氷室山へ

氷室山山頂
 氷室山へはやや下ってから上り返す。ここも山頂まではきつい木段を上りきらなければならない。氷室山山頂も天目山同様、何ともあじけのない山頂だ。だがやや下りかけた場所からの展望はよい。

山頂からの木段

山頂から榛名富士
 榛名富士や相馬山、烏帽子ヶ岳などの展望がすこぶる良い。山頂からは急な木段を天神峠まで一気に下っていく。やや段差があるため足下に注意しながらの下りである。

灯籠
 天神峠に出るとそこには石の灯籠がある。直ぐに県道33号線に出て、沼ノ原へと足を進める。ひたすら足下の小花とわずかに咲いているツツジに目をやりながらの歩きである。観光客を乗せた馬車や若いカップルのサイクリング車などとすれ違った。
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