戸神山
とがみやま
771m
沼田市
山頂から子持山、小野子三山
登山日 2002年5月12日(晴れ) しんぷるライフ
行 程 登山口(13:45)…分岐(14:07)…山頂(14:15-30)
 戸神山は、地元では三角山と呼ばれ親しまれている。関越自動車沼田ICを過ぎてから、正面に見える三角形の山である。左手には上州三峰山がそびえている。登山コースは南面コースと下発知コースがあったが、このところ登山道も沼田市により良く整備されそのルートもバリエーションが多くなってきた。
 新緑も今が盛り、その美しい緑色で人の目や心を和ませてくれる。天気予報は雨模様であったがすっかり晴れ上がり気持ちの良い日となった。そんな中、散歩がてら山頂まで歩いてみる。
熊の案内

登山口
 今年1月、隣の高王山に登ったとき、林道「高王山線」の終点に出たことがあった。ここの広場から戸神山へ登山道が延びているのを知った。なだらかな尾根歩きと思われ、道標には山頂まで1.2Kmとあることから散歩気分で登れるのではないかと思っていた。林道入口はバリケードがあり通行止めになっていた。しかし簡単に動かせたので車で入り込んでいった。途中何カ所か土砂崩れがあったため通行止めとしたようだ。

遊歩道

遊歩道
 道標に従って登山道に入っていくが大変良く整備され広い登山道だ。登山道というよりも遊歩道といった方が適切かもしれない。新緑のこもれびの中、足下に咲くチゴユリを愛でながらのんびりと足を進めていく。
 中間地点にある道標を過ぎると一カ所階段がある。山ツツジも既にピークを過ぎやや枯れ加減だ。しかし新緑を背景にそれなりに鮮やかな色彩をかもし出している。
緩やかな階段 

山ツツジ

分岐の道標

やっと登山道らしく
 アカマツの混じる雑木林が描き出す光と陰のコントラストはなかなかのものだ。展望は時々林の切れ目から見える程度である。
 やがて山頂まで300mの道標を過ぎると本格的な登山道らしくなる。

山頂
 登山道も傾斜を増し、木の根の露出した道をひと登りで山頂の石塔が見えてきた。のんびり歩いておよそ30分の散策であった。一人のハイカーが腰を下ろして景色を眺めていた。三峰山が間近で大きい。子持山、小野子三山、赤城山などの眺めが良い。雪解けの早い武尊山が所々白い雪を残しているのみだ。帰りは20分で登山口に戻れた。
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