天狗岩 てんぐいわやま 1234m 上野村 |
登山日 | 2002年4月20日(曇り) | しんぷるライフ,息子,両親 |
行 程 | 登山口(09:50)…避難小屋(10:15)…おこもり岩分岐(10:37-43)…天狗岩頂上(10:53)…展望台(12:55) |
天狗岩は登山道が良く整備され、標識もしっかりとした物があり家族連れでも安心して登れる山だ。そして4月下旬から5月上旬の新緑とヤシオツツジ、そして秋の紅葉が大変素晴らしい山でもある。先週、笠丸山に行った帰りに天狗岩登山口にハイカーのものと思われる車が数多く駐車してあった。今年は花の開花が早く、まして笠丸山では先週がアカヤシオ満開。果たしてアカヤシオに間に合うのか諦め半分でやってきたが…。天狗岩から烏帽子岳までの縦走もしてみたい。そんな中、2週連続で上野村に足を運び山と遊ぶこととなった。 | ||
登山口 |
塩ノ沢峠にさしかかる手前から小雨が降り出した。天気予報では曇りから晴れとなっていたので悲観はしなかったが、案の定登山口に着いた時にはぴたりとやんでいた。ハイカーの車が路上に数多く駐車してある。その間に割り込ませてもらって、さあ出発だ。山頂付近のアカヤシオは歓迎してくれるだろうか・・・。登山道入口の道標裏には木の枝で作られた数多くの杖が置かれていた。 | |
鉄板橋 |
登山道 |
登山口からは杉林の中の易しい遊歩道の様な道が続く。やがて辺りが明るい雑木林になると、登山道は沢に沿って延びていく。途中、立派な鉄製の橋を3回渡ってからは登山道らしくなってくる。ミツバツツジが時折姿を見せる。 |
避難小屋 |
右手に岩峰を仰ぎ見ながら徐々に高度を上げていく。すると避難小屋が現れる。ガイドブックには避難小屋と紹介されているが、とても避難小屋などと呼べるものではなく中は荒れ果て使い物にはならない。さて、ここからは少しばかり急登になるが息を切らして休むほどではない。途中「天狗岩まで300m」の道標を過ぎるとカラマツ林となる。途中すれ違ったハイカーが「きれいに咲いていますよ」の一言。 | |
岩洞への分岐 |
おこもり岩 |
おこもり岩への分岐に着く。わずかで往復できるので足をのばす。岩洞の脇にはミツバツツジが満開だった。中には1基の祠が置かれている。この岩の上が天狗岩の頂上になっているという。 |
天狗岩山頂 |
分岐まで戻り、急登を一踏ん張りで天狗岩の頂上に着く。あいにくガスが巻いてきて、シラケ山〜烏帽子岳方面の視界が非常に悪くなってしまった。それでもアカヤシオやヒカゲツツジが迎えてくれた。まさに満開、花には大歓迎を受けたようだ。しばし花と戯れる。やがてガスも晴れてきてシラケ山頂も見えてきた。山頂にはハイカーがよく見える。今日は両親も一緒、ここまでで諦めることにして、次回の楽しみに取っておくとしよう。 | |
展望台 |
天狗岩頂上から、鉄製の橋で展望台と呼ばれる岩峰に行く。ここ天狗岩の展望台からは西上州の山々が見渡せるというが生憎の天気で眺望はない。シラケ山との鞍部まで下り登山道の確認だけはしておいて、帰りは往路を忠実に戻る。帰路に多くのハイカーとすれ違う。天狗岩を目的とする者、烏帽子岳までの縦走装備で登っていくらしいハイカーなど多くとすれ違った。帰りものんびり休み休みの行程となった。 |