笠丸山
かさまるやま
1189m
上野村
笠丸山
登山日 2002年4月14日(晴れ) しんぷるライフ
行 程 住居附登山口(09:50)…南峰直下(10:30)…南峰頂上(10:50)…北峰と南峰との鞍部(10:58)…北峰頂上(11:00)…鞍部下のロープ(11:15-45)…地蔵峠への尾根(12:00)…地蔵峠(12:12)…笠丸林道登山口(12:55)
 笠丸山はツツジが見事な展望の山だという。西上州は岩稜の山が多く、ヤシオツツジの生息に適した地域なのであろう。近くでは天狗岳から烏帽子岳、そして四ツ又山、鹿岳、黒滝山、大屋山など、4月下旬から5月上旬にかけてのアカヤシオ(「ひとつ花」)が紹介されている。今年は花の開花が早く、予定を早めての山行で遅れやしないかと心配である。この時期の展望はあまり期待が出来ないが、花に展望にというのも欲張りかもしれない。まだまだ北部の山は雪に覆われている。春真っ盛りの頃、新緑とアカヤシオを求めて、初めて上野村の山に御挨拶に行く。 北峰から南峯方面

登山口
 南牧村から県道45号を通り上野村に向かう。塩ノ沢トンネルを抜けると直ぐに御荷鉾スーパー林道が左に分かれる。冬季通行止めとなるようだが舗装された良い道だ。ここを折れしばらく行くと住居附(すもうづく)林道終点の分岐があるので道標に従い右に降りていく。最初に笠丸林道入口の登山口が現れ、さらに下ると直ぐ住居附登山口に着く。林道入口付近には多くの車が駐車してあった。こちらは住居附登山口付近の道路脇に駐車し出発する。

檜林の急登
雑木林の尾根歩き
アセビの林
 2基の石灯籠の間を抜け登山道に入っていく。いきなり下山者に会ってしまった。早いものだなあ。杉林の中の急登だ。10分ほどで一旦平らになり雑木林に変わり明るくなってきたが、さらに急登は続く。この辺りはアセビの木が群生していて、すでに終わりかけてきたのだろうか花がまばらに見られるだけであった。

南峰直下
直下の急登
木の根が多い
 急登を息を切らしながら休み休み登っていく。ヤシオツツジもミツバツツジもまばらだし、ハイカーにも会わない。どうやら林道側の登山口から登るのが一般的なようだ。やがて大きな岩壁の下に出た。この上が南峰のようだ。ここを右に巻き最初の道標に従って木の根に掴まって一踏ん張りするとひょっこり南峰に出た。

南峰
北峰への稜線
北峰へと向かう
 狭い南峰頂上には古びた木の祠が置かれている。ここで一休みと思ったが一組の先客がいてとても休める場所はない。北峰に足を進めることにする。ここからは岩場の多い、そして展望の良い稜線を歩く。

北峰と南峰との鞍部
 北峰と南峰との間には鞍部がありここから林道登山口へと向かう分岐がある。ここは急斜面でロープが設置されている。この辺になるとアカヤシオが見事だ。日当たりの良い頂上では既に11分咲きといったところだろうか。所々ヒカゲツツジも咲いている。のんびりと花を楽しみながら、展望を楽しみながらの歩きとなる。

北峰付近

北峰山頂
 頂上には例のブリキの山頂標識があった。北峰は細長く、岩稜の上だ。展望も南峰よりはるかに優れそして広く何組ものハイカーが休憩していた。しかしながら頂上には日陰がない。ポカポカ陽気であり、時間も早いこともあってやや下ったところで昼食にすることとした。

鞍部のロープ
 急斜面である。ロープは使わなくても問題はないが、ややぬかるんだところがあり注意が必要だ。日陰でやや湿った登山道を降り左に北峰を巻いて降りると、のんびり腰をおろすのにちょうどいい岩場が見つかった。そこにはちょうどアカヤシオの木が満開に咲き誇っていた。
 こちら側はまだ真っ赤なつぼみを付けている木が多く見られた。しかしながら今年は花付きが悪いのだろうか、花の数が少ないように思われた。

地蔵峠への続く尾根歩き
 地蔵峠までは気持ちの良い尾根歩きだ。登りあり下りありの優しい登山道だ。何組ものハイカーにすれ違った。ゆっくり歩いて2時間弱の山頂までの道のりを考えれば、昼食を食べ終えたであろうこの時間に登ってきてもいいのかもしれない。地蔵峠までの尾根道に沿って、今は使われていない様な立派な林道らしき道が走っている。いったいどこに続いているのか気になった。

お地蔵さん

沢沿いの登山道
 やがて大きな楢の木が現れた。この木の根元にはお地蔵さんが置かれている。ここ地蔵峠から登山道は尾根から外れて沢に向かって降りていく。植林したての細い檜の間を通りすぐに明るい涸れた沢沿いの道になる。


林道笠丸線登山口
 涸れた2本の沢が合わさり、いつのまにか豊富な水が流れている。所々小さな花に出会えた登山道も終わり、広い林道に出る。この林道を5分ほど下っていくと登山道に戻ることが出来る。鮮やかな花の咲き乱れる長閑な住居附の集落を通って駐車した場所までもどった。
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