物語山
ものがたりやま
1019m
下仁田町
物語山
登山日 2002年3月17日(晴れ) しんぷるライフ娘息子父
行 程 サン・スポーツセンター駐車場(10:25)…登山口(11:25)…コル(11:55)…西峰(12:10-20)…山頂(12:35-13:30)…登山口(14:10)…阿唱念の滝分岐(15:05)…阿唱念の滝登山口(15:15)…阿唱念の滝(15:40)
 2月5日に御堂山に登った帰り、ここ物語山の登山口を下見に来た。その時の林道は雪に埋もれておりさすがに進めそうもない状態だった。雪が融けた頃にまた来てみようと思っていた。
 物語山とはいかにも気になる山名だが、登ることの出来ないメンベ岩には哀しい伝説を残すという。そして財宝埋蔵伝説もあるという。観測史上最も早い桜の開花便りが届くなか、新緑にはまだまだの早春の山歩きを楽しむことにした。そして、帰りには阿唱念の滝まで足をのばした後、荒船の湯で汗を流すこととした。

阿唱念の滝

登山道案内

道標
 春の風がほんのり暖かい。2月に来た時と打って変わり雪の名残りすらない。林道の脇を流れる沢の音も心地よく耳に聞こえる。5分ほど林道を歩くとふと忘れ物に気がついた。仕方ない、家族を先にやり車に取りに戻った。これで約10分ほどのロス。林道最初のS字カーブを過ぎると林道中央に山側からの沢が溢れて流れ込んでいた。

林道

林道
 歩き出して15分ほどで林道は土砂が流出し崩れており、とても車が入り込めるような状態ではない。おそらく復旧作業は成されないか、されたとしても長い期間がかかることが予想される。今日は珍しく林道歩きも楽しもうとサン・スポーツセンター駐車場に置いてきたのが正解だったようだ。

登山口

登山道
 のんびりとした林道歩きを1時間でようやく登山口に到着だ。林道を左手に降り枯れた沢を渡って登山道に入る。登山口を過ぎた林道の先には既に登り終わったと思われるナイスミディーの集団がレジャーシートに腰を下ろし大きな声で何やら話していた。沢を渡るといきなり杉林の中の急登である。急登10分足らずで尾根に出る。

ガレ場の急登
 尾根歩きかと思ったが、登山道は直ぐに尾根からはずれ、右に巻くように続いている。ここからは本格的なガレ場となっている。明るい雑木林の中で気持ちがいいが、とにかく足場が悪い。所々、杉などの幹と幹を結んで工事用の黄色と黒のロープが登山道に沿って張られている。それを頼りに登っていく。ガレがぶつかり合ってカラコロとかん高い音を奏でる。なかなか耳に気持ちいい音だ。

西峰とのコル
 「物語山徒歩〜分」の道標を信じるならば既に山頂に着いている時間である。今日は5人と人数が多いこと等でゆっくりとした山歩きである。ここで娘と二人遅れてくる三人を待つ。西峰までは2〜3分で行けそうである。息子と父を残し一登りして来ることにした。あっという間に西峰に着くことが出来た。

西峰山頂

西峰奥からのメンベ岩
 驚いたことに西峰にも立派な山頂標識が設置されていた。ここからは表妙義、裏妙義、谷急山などの妙義山がよく見えた。そしてここ数日の陽気で浅間山の雪も融け、まだらにその山肌をさらしていた。山頂からはさらに踏み跡が西側に続いているので足を進めてみると崖に出た。ここからメンベ岩が眼下に見下ろすことが出来た。そしてその先には真っ平らな荒船山が。

コルからの登山道

物語山頂

滝まで900m
 コルに戻り物語山に向かうことにする。ここのコルは風が強い。ここの登りからは少しガレの残る急登を一踏ん張りで穏やかで易しい土の登山道になる。やがて道は平坦になり山頂に到着した。山頂には行政で立てた立派な山頂標識のほかに、いつものブリキの標識、そして「安中山の会」の標識も木に打ち付けられていた。浅間隠、鼻曲などが見えた。展望は西峰とほとんど変わることはない。やや強めの風が吹いたり止んだりのなか昼食にした。

滝への登山道
 疲労もあり滝までは道は狭いが何とか車で5分ほど入り込んだ。そこに駐車し滝まで900mの道標から歩き出す。石段、木段と沢に沿って登山道は整備されている。ただ沢に水がないのが気に掛かるが…。ほとんど沢に沿っての道で中登といったところか。中間地点の道標を過ぎ一踏ん張りで滝に着いた。残念ながら水が少なく、オーバーハング状の岩から飛沫状の水がパラパラと落下しているのみであった。そして、滝の手前には物語山の登山道の道標があり、およそ1時間20分ほどで登れるようである。さらに注意深く見てみると踏み跡が岩場を巻いて続いていた。
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