榛名烏帽子ヶ岳
はるなえぼしがだけ
1363m
東吾妻町
榛名烏帽子岳
登山日 2002年3月9日(晴れ) しんぷる娘
行 程 元湯登山口(15:05)…尾根(15:22)…山頂(15:50-16:05)…壱つ岩(16:50)
 烏帽子ヶ岳は榛名富士の北側に鎮座する山である。烏帽子と名の付く山は数多くあるが、なるほどその名を思い浮かべて山容を見れば確かにそのような姿をしている。榛名山と一口に言うが、外輪山の多いことがまたこの山を楽しいものにさせているように思う。位置的に見てもほぼ群馬の中央に当たり、県下の山々がほぼ見渡せるのも大きな魅力である。それぞれの山が榛名湖を中心に魅力ある風景を見せてくれる。そんな中、雪も融け暖かそうな土の上を歩くことにする。
榛名湖

登山口

鳥居
 ゆうすげ元湯近くの登山口より稲荷神社の赤い鳥居をくぐって登山道に入る。榛名湖周辺はすっかり雪も融けて春の気配を感じさせる。湖面は湖畔の氷結を残してはいるが中央部は融けていて、暖冬のためワカサギの穴釣りは一週間ほどしか出来なかったと聞く。数年前の夏、息子とバス釣りに来たことがふと思い起こされた。

明るい登山道
 杉や檜のまばらに生えた明るい雑木林の登山道を赤ペンキを頼りに歩いていく。踏み跡はしっかりと残されていて、登山道は若干日陰の雪を残してはいるが大体消えている。中登の道をのんびりと登っていく。午後三時を過ぎているというのに風もなく暖かくて、歩き出すと直ぐに汗ばむような陽気である。

尾根

二匹の狐
 ひょっこりと道標の立つ尾根にでる。ここまで来ると登山道にはやや積雪があった。道標は右を指している。左は鬢櫛山方面への登山道と思われ、帰りにはそちらを回ってみることにして先を急ぐ。登山道は二匹の稲荷様の間を抜けて続いている。灌木の間から浅間山や上信越国境の山々が見える。

加護稲荷神社
 低いクマザサの生えた登山道は段々と傾斜を増し、途中の鳥居を過ぎたあたりからゴツゴツした岩が現れだした。赤ペンキも途絶えた上、いくつもの踏み跡が残され登山道がはっきりしなくなった。ややくぼみ加減の正規の道と思われるところにはシャーベット状の雪が残り歩きにくい。どうしても乾いた落ち葉の上を求めて歩くようになってしまう。急登を休み休み道を振り返りながら進んでいくと、やがて稲荷神社の直下にでる。ここからは補助ロープがほぼ山頂近くまで設置されている。ロープを頼りに登っていく。

山頂

山頂先の岩場から
 ロープが終わり一歩きで山頂に出ると一面背の低いクマザサの原である。雑木の数も多くはなく一帯は明るい。山頂標識を過ぎて南方の展望が開けている岩場に向かう。目の前には大きく榛名富士が、また榛名外輪山の様子が一望だ。遠く日光白根から赤城山がはっきりと見え、前橋方面から遙か西上州の山々が霞んで見える。浅間山が大きく見える。北方から西方は雑木に遮られあまり展望は得られない。

壱つ岩
 急斜面を注意深く降りて途中の分岐まで戻る。ここを直進し鬢櫛山方面に足を進めてみる。なだらかな尾根歩きが続き、途中ひとつの石祠がある。そこを過ぎ檜の林の中を下っていく。陽当たりが悪くなったせいか空気がひんやりとしている。そして雪がしっかりと残っていた。さらに進むと意図的に数本の木で道が遮られていて直進を阻むようになっていた。そして広い道が左に大きく曲がるように続いていた。こちらに誘導しているようなのでそれに従った。どんどん高度を下げると、壱つ岩に出た。ここは登山口から100m程南の地点だった。先のところを直進するコースを予定していたのだが、すっかりだまされてしまったようだ。
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