川田天狗山(鏡山)
てんぐやま
530m
沼田市
川田天狗山
登山日 2001年10月11日(曇り) しんぷる
行 程 登山道入口(10:20)…山頂(10:40-45)…東光寺(10:55)
 沼田市川田の里山である。ちょうど登ってこれるほどの時間があき、展望を期待できない天候だったので以前から気になっていた天狗山に登ってみた。国道17号を新潟方面に向かって沼田市に入ると地蔵橋の交差点がある。すぐ左手にはセキチュー沼田店がある。この信号を左に曲がり地蔵橋を渡り、坂を登りきると三叉路に出る。ここを右に曲がり2km程進むと「不ねん物処理場/沼田市」の看板を目にする。ここの二股を右に入るとすぐである。
大天狗面

龍雲山東光禅寺の石柱と入口
 龍雲山東光禅寺の石柱を左に入っていく。すぐ右手に広い駐車場があるのでここにとめる。舗装された道をそのまま5分くらい進んでいくと舗装ではなくなる。車の通れるくらいの広さがある中登の道だ。すぐに道を右に分けるがそのまま直進する。
登山道

石祠
 やがて道は細くなり、いかにも登山道という感じの道になる。明け方までの雨のせいで落ち葉が濡れて滑りやすい道を行くと石祠がある。さらに行くとクサリがあるが、いったい何のためにあるのか意味不明なクサリである。クサリ場を過ぎると間もなく山頂である。
クサリ

山頂
 山頂には「鏡山殿」の社、その裏手に石祠があり、「天狗山(鏡山)」と書かれた小さな標識が松の木に打ちつけられていた。社の周りには立派なベンチが幾つか設置されていた。東側が開けており、利根川とみなかみ町や沼田市の町並みが見渡せる。
山頂

下山道
 下山は反対側の東からだ。下山道は九十九折に続いている。展望はない。3分ほど下ると石祠とベンチがある。道はだんだんと広がってきて、やがて東光寺のお地蔵様の裏に出る。杉の植林のない落葉樹が主な山なので終始明るい感じの登山道だ。モミジの木も多くお手軽に紅葉を楽しめる山だ。また桜の木もけっこう目に付いた。

東光寺本堂
 東光寺の本堂である。左の戸の正面に大天狗面と大下駄が祭られている。右の戸をそっと開け中に入ってみた。左手を見ると大天狗面が、そしてその傍にはスズメバチの巣がふたつ置いてある。写真を一枚撮って山門をくぐり駐車場まで戻る。
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