王城山
おうじょうさん
1123m
長野原町
王城山
登山日 2001年8月18日(曇り) しんぷる
行 程 登山口(7:20)…五合目傘木(8:00)…八合目中棚尾根(8:25)…王城山山頂(8:45-9:00)…登山口(10:35)
 中之条から草津方面へ国道145号を進み、川原湯温泉を過ぎ長野原町に入ると右手に「お塚・イタヤカエデ800m/王城山神社の神杉1500m」の標識がある。ここを右に曲がり吾妻線の下をくぐって車を進める。やがて集落に入り、左側に第五分団の消防車庫がある。ここが、日本武尊由来の信仰の山、王城山の登山口になっている。この山は、登山口から山頂まで石の道標があり、訪れる人も少なく静かな山歩きを楽しめるという。

7:20
王城山登山道入口

7:30
押手沢(おしてざわ)

7:35
鳥屋坂(とりやさか)

7:45
柴峰(しばみね)

8:00
傘木(からかさぎ)

8:05
炮碌岩(ほうろくいわ)

8:10
舟窪(ふなくぼ)
 

8:25-35
中棚尾根(なかだなおね)
 

8:38
お篭り岩(おこもりいわ)・
御手洗(みたらし)の池

8:40
山頂尾根
 登山口(一合目)から五合目までは林道のような登山道である。二合目の分岐には「カタクリ群生地」とあり、そこを右に進む。杉林から始まり次第に広葉樹に変わってくる。唐笠松と呼ばれるアカマツの木が現れるとそこが五合目だ。南側には「丸岩」がみえる。
五合目傘木

登山道

崖下廻り

王城山山頂
 五合目から本格的な登山道になってくる。そして徐々に勾配もきつくなってくる。六合目に「高間山」の分岐がある。七合目の道標から急登である。今まで快適に歩いてきたが、足を休めることが多くなる。落ち葉を踏みしめながら登っていくと尾根に出る。ここでは、ガケ下廻りと古城廻りの分岐になる。写真はガケ下廻りだが、一部登山道が滑落して少々危険である。右の古城廻りは尾根伝いに東の頂上である古城にでる。ヤセ尾根ではあるがロープが張られ、こちらのルートのが安全に思われる。今回は、ガケ下廻りに足を進めた。岩場を巻いて九合目を通過する道だ。やがて山頂尾根に出る。

王城山山頂(古城)
 急登を5分、東の頂上(古城)には祠が3基あるが樹木に遮られ展望はあまりよくない。が、丸岩や管峰が見える。西の頂上(王城)は草地で祠が一基、休憩には最適だ。展望もよさそうであるが、残念ながら今日はだめだ。さあ、下山だ。
 八合目まで往路を戻る。どうも古城廻りが気になるので足を進めてみた。5分ちょっとで古城山頂に出た。ここから下り王城に進んだほうがよさそうだ。山頂を確認し、古城廻りをもどる。その間15分。
 09:28六合目。高間山との分岐だ。ちょっと足を進めてみた。王城山を巻くように道は延びている。20分ほど踏み跡を進んでみるが、地形図もないし不安になってきたので戻ることにする。後で地図を見るとだいぶ距離があったので戻って正解だった。約35分の道草。
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